霊といってまず思い浮かべるのは何でしょうか?
神仏霊、生き霊、自縛霊、守護霊、背後霊……と、一口に霊といっても様々。
それぞれの霊の解説とともに、電話占い依代の霊能者の心霊体験を連載でご紹介します。


第一話 神仏霊の場合

恵梨香さんの様子に不倫相手も胸騒ぎを覚えて…

「おい、大丈夫か?」
恵梨香さんは、不倫相手のTさんの声にハッと我にかえりました。この日も恵梨香さんのマンションでTさんとふたり過していたのですが、キッチンで倒れてしまったのです。その顔は真っ青で、先程までとはまるで別人のよう。心配になったTさんが顔を覗き込むと、恵梨香さんはこう答えました。
「大丈夫だよ、ほら」
Tさんに心配をかけまいと微笑んで立ちあがろうとした恵梨香さんでしたが、再び強烈なめまいに襲われ、気を失ってしまいました。実をいうと、恵梨香さんはこのところ頻繁に気を失うことが多く、そのたびにTさんは心配していたのです。
恵梨香さんの様子を見て、その日は特にざわざわと胸騒ぎがしたというTさん。このとき、なんとはなしに、以前雑誌で見たことのある電話占い依代のことを想い出してくださったそうです。Tさんはすぐにスマートフォンで電話占い依代を検索し、ご相談くださる準備をしてくださいました。

不倫の末に呼び寄せてしまった悪しき存在

恵梨香さんが再び目覚めたのはベッドの中。心配したTさんがベッドに運んだのですが、先程と違うのは恵梨香さんの顔つきでした。目がつり上がり、Tさんのことをキッと睨むと、男のように低く野太い声でこのようなことを語り出したのです。
「お前は妻のある身でありながら、この娘と交際しているそうだな」
ギョッとして思わず身を引いたTさんの腕を恵梨香さんはアザがつくほど強くつかんで自分のほうへと引き寄せ、「この娘との将来をどう考えているんだ、妻と別れる気はあるのか?」と問い詰めました。また、そうかと思うと今度は瞳を涙で潤ませ、「こんな女とは早く別れてちょうだい」とさめざめと泣きだしたのです。
口調も雰囲気もコロコロ変わる恵梨香さんを前にTさんが戸惑っていると、またもや恵梨香さんは気を失ってしまいました。やはり霊的な存在が絡んでいるのは間違いない…そう決心したTさんは、すぐに電話占い依代にお電話をくださったのです。

恵梨香さんを苦しめる生き霊の正体は…

恵梨香さんが目を覚ましたのは、電話占い依代の霊能者である私とTさんとで、すでにいくつかのやり取りをさせていただいた後のこと。霊視で見えてきたのは、二体の女性の生き霊でした。一人はTさんの奥さん。そしてもう一人は…恵梨香さん自身だったのです。
彼女は先の見えない関係に不安を抱きつつもTさんへの愛情を断ち切れず、その強い執着から生き霊を発生させてしまいました。彼女の悩みは生き霊を発生させてしまうほど深かったということですが、そのことに彼女自身もTさんも気付いていなかったことが、今回のような悲劇を生むきっかけになったといえるでしょう。
彼女の生き霊はTさんの側をさ迷うこともあれば、奥さんの側に行って嫌がらせをすることも。そしてTさんに結婚をハッキリと迫れない自分に対する苛立ちもあり、自分自身の側を浮遊することもあったのです。生き霊は本体から分裂したものですから、生き霊が激しく活動をすればするほど本体の魂も消耗します。そんなこともあり、恵梨香さんはたびたびめまいを起こすことになったのです。
「お二人は不倫関係にあり、そのことをTさんの奥様もご存じですね?」
電話の向こうで、私の問いに力なく頷いたTさん。するとその言葉に反応したかのように恵梨香さんは再びTさんに襲いかかり、こう叫んだのです。
「私という妻がありながら……。どうしてこんな女がいいの!?」
こう叫んだのは、明らかにTさんの妻の生き霊。充血した瞳をぎらつかせ、髪を振り乱して襲いかかる様は鬼女のようです。血が出るほどTさんの腕に爪を立て、髪の毛を引っ張り、罵り続けました。

生き霊の憑依を目の当たりにしたTさんの決断

「恵梨香さんの周囲には二体の生き霊が浮遊しています。一体は奥様、もう一体はどなたの生き霊だと思いますか?」
息を呑むTさんの気配で、すべてを察したことがわかりました。
「ひょっとすると、恵梨香自身ですか?」
「そうです。恵梨香さんの態度がコロコロと変わったのは、分離して別人格となった恵梨香さんの生き霊と、奥さんの生き霊の二体が、入れ替わり立ち替わり表に現れていたからなのです。恵梨香さんをこのままにしておけば、心身はボロボロになり、廃人同然となるでしょう。今すぐ生き霊二体の浄化をはかり、本体に戻します」
「お願いします。どうか…どうか恵梨香を助けてやってください」
最後には涙声になっていたTさんに「お任せください」と声をかけ、私は生き霊の浄化にかかりました。恵梨香さんのTさんへの執着ともいえるような愛、奥さんの渡すまいという執念……。それらの浄化には数時間を要しましたが、それぞれの体へ無事にかえすことができたのです。私の体は汗でぐっしょり濡れていて、息も絶え絶え。しばらくはその場から動くこともままならないほど、疲れきっていました。
そんな私に対し、Tさんは意気消沈した様子で、「自分のせいです…」と呟きました。二人の女性をここまで追い詰めたのは、他ならぬ自分であると気がついたようです。Tさんのそばには生き霊から逃れられた恵梨香さんがスヤスヤと寝息をたてて眠っています。そんな恵梨香さんを愛しそうに眺めていたTさんでしたが、「先生のおかげで、恵梨香と生きていく決心がつきました。妻とは離婚します」と力強く言ってくださいました。そしてその瞬間、受話器の向こうから愛にあふれたTさんの波動が伝わってきたのです。これには、これまで幾多の鑑定に携わってきた私でも、つい目頭が熱くなりました。
そんなお二人には、この先たくさんの幸福に恵まれるようにと、応援の波動を送らせていただきました。また、それと同時に奥様にも新たな幸せが訪れるようにと、波動をお送りしておきました。これで誰一人として不幸になる人はなく、それぞれに幸せを手に入れられるはずです。

生き霊は本体があるだけに、非常にエネルギーが強い存在。今回のケースのように、ひとりの人間に対して複数の生き霊が憑くこともあるし、想いが強すぎると貴女自身が生き霊を発生させてしまうこともあります。生き霊に魅入られれば、その後の人生が破滅に向かうことは必至。少しでも生き霊の気配を感じた場合は、どうか電話占い依代の霊能者にご相談ください。

~生き霊とは~
生きている人から発生した霊のこと。「恨み」「憎しみ」「執着」「嫉妬」「思慕」といった強い感情が芽生えると、その感情は念となり、本体を離れて一つの独立した霊体となる。生き霊に取り憑かれた人は様々な不運に見舞われるようになるが、生き霊はその人物がとことん不幸になるまで(=相手を不幸にするという目的を達成するまで)、離れないといわれている。
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