今では、霊能者として、電話占いを通じてさまざまな方の悩み相談を解決するために霊感を使っている私ですが、ここに至るまでには、苦難の日々がありました。私自身の体験を含めて、霊についてお話ししましょう。


第五話 愛の心霊体験

霊感で霊が見える日常

幼い頃から霊が見え、心霊体験も日常茶飯事でしたが、それを人に言っても信じてもらえなかったり、「あの子はウソツキだ」などと揶揄されたりしていました。そのため、成長するにつれ、霊感のことは人に言わないようにした方がいい、と思うようになりました。
しかし、その考えを覆すような出来事が起こったのです。あれは私が22歳の夏の出来事でした。

霊能者の道への切っ掛け

その頃、私は短大を卒業し、小さな企業へ就職してOLとして働き始めたばかりでした。仕事はお茶くみや書類整理など、地味な業務ばかりでしたが、職場はアットホームで人間関係もよく居心地の良い職場でした。そこで素敵な恋人とも巡り合って、それなりに楽しい生活を送っていました。生来の霊感から、しばしば霊が見えたり、心霊現象が起きたりするという悩みはあったものの、自分がその道へ進むなど全く考えていませんでした。
その夏休みは、実家への帰省を早めに切り上げて、恋人と近場の温泉街へ旅行する予定でした。前の日から恋人の家に泊まり、当日は朝早い電車で出発、向こうについてからの時間を思い切り満喫しよう、という計画を立てていました。
当時の私にとって、恋人の隣で眠るのは最高に幸せなひとときだったのですが、その日は妙な胸騒ぎが止まりませんでした。旅行のことを考えると急に耳鳴りがしたり、目の前に火花が飛んだようになったりしていたのです。これは行くべきではないのかも、と薄々感づいていましたが、恋人の楽しそうな横顔を見ると、とても言いだせませんでした。
当日、浮かない顔をしている私を見て、せっかくの旅行なんだから、と一生懸命楽しませように奮起する恋人。自分の霊感について話したこともないのに、急にこんなことを言いだしたら嫌われる、と思い、無理やり笑顔を作りました。そうして、何も言いだせないまま駅につきました。
乗りこむ予定の電車を見て、私はぞっとしました。明らかに霊がとり憑いているのです。若い女性の霊魂でした。しかも、その霊は私たちが乗る予定の自由席の座席付近をうろついています。これはまずい、と思い彼に、「ちょっと疲れが溜まっているみたいなの。お金はかかるけど指定席を取らない?」と提案しました。彼は快く承諾し、座席を移動することにしました。私は少しだけほっとしましたが、まだ気は抜けないな、と秘かに思っていました。

浮遊する死者霊の姿が見える

電車が動き始めると、その霊は先頭から後ろまでうろうろとし始めました。ばれないように霊の様子をうかがっていると、その女性の霊は不倫の果てに彼から冷たく別れを切り出され、自殺してしまった霊魂でした。そして、彼はこの路線を利用することが多く、その姿を探しているというのが私には霊視で見えたのです。
何も起こらないでほしい、と願えば願うほど、耳鳴りが止まらなくなってきます。ゆがむ顔を見て、彼は不安そうに私を覗き込みます。私は「大丈夫、ちょっと電車に酔っているみたい」とごまかしました。いくつかの駅を通過すると、霊は不気味な声で「見つけた」「そろそろ」と言いだしました。やはり、この電車に女性の霊の不倫相手が乗っていたようです。そろそろって何だろう、と思ったとたん、突然に私の心の中に踏み切りの風景が、映画のスクリーンのように映し出されました。これは、踏切事故を起こそうとしているんだ、そして彼を殺そうとしているのだ、とピンときました。

霊能力が発動

電車が動き始めると、その霊は先頭から後ろまでうろうろとし始めました。ばれないように霊の様子をうかがっていると、その女性の霊は不倫の果てに彼から冷たく別れを切り出され、自殺してしまった霊魂でした。そして、彼はこの路線を利用することが多く、その姿を探しているというのが私には霊視で見えたのです。
何も起こらないでほしい、と願えば願うほど、耳鳴りが止まらなくなってきます。ゆがむ顔を見て、彼は不安そうに私を覗き込みます。私は「大丈夫、ちょっと電車に酔っているみたい」とごまかしました。いくつかの駅を通過すると、霊は不気味な声で「見つけた」「そろそろ」と言いだしました。やはり、この電車に女性の霊の不倫相手が乗っていたようです。そろそろって何だろう、と思ったとたん、突然に私の心の中に踏み切りの風景が、映画のスクリーンのように映し出されました。これは、踏切事故を起こそうとしているんだ、そして彼を殺そうとしているのだ、とピンときました。

浮遊する死者霊の姿が見える

このままでは私たちの命も危ない、そう思ってもどうすればよいのか分かりません。私は、無駄かもしれないと思いつつ、霊にそんなことをしてはいけない、あなたの本来の居場所へ戻って下さい、幸せになって下さい、と心の中で必死に訴えました。霊は、突然の私の訴えにかなり面くらっていたようです。一瞬、霊気が弱くなったように感じました。前方には踏切が見えます。そこへ突っ込んでこようとする白いワンボックスカーの車体が…。お願い、霊よ、静まって、と私は何度も心で連呼しました。一瞬の静寂の後、ドン、というものすごい轟音とともに電車が止まり、乗客は前方へ身体を投げ出されました。悲鳴と怒号が車内へ響きます。願いはむなしく、ワンボックスカーと電車は衝突してしまいました。
私は、そのとき、霊の声が聞こえました。ごめんなさい、ありがとう、と。助かった、と思った矢先の事故に、私は絶望的な気持ちになりました。ひどい事故のように思われましたが、幸いなことに死者は出ず、車を運転していた人も、電車に乗っていた人も、皆、かすり傷程度で、大けがをした方は誰もいなかったそうです。
それは、この規模の事故にしては奇跡的なことだと後から聞きました。少しは私の祈りが通じたのかもしれません。
旅行は中止、恋人と私が家に帰ってきたのは日もすっかり暮れた頃のことでした。恋人は、朝からおかしかった私の様子をみて、何か虫の知らせでもあったの?と尋ねます。私は思い切ってこれまでの霊感のことと、今日の一連の出来事について話しました。恋人は驚きつつも、私の妙な様子を見て、何か感じているんだなと思っていた、と言いました。そして、もしかしたら君がいくつかの命を救ったのかもしれないよ、それは凄いことじゃないか、と言い優しく抱きしめてくれました。私は、全てを受け止めてくれた恋人に感謝し、少しだけ泣きました。

霊能者として生きる

しかし、その時、私が霊感に対してもっと真摯に向き合っていたなら、事故そのものを止められていたかもしれません。そう思うと、いてもたってもいられなくなり、この道に進む決意を固めました。不幸な恋愛で苦しむ人や、痛ましい霊的現象を少しでもなくし迷いの淵から救ってあげたい、という私の思いの原点は、この体験にあります。
誰でも幸せになる権利はあります。その道へ、一人でも多くの人を導けるようになりたいと思っています。

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