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日本は霊能術の国と言っても過言ではありません。
古来から脈々と受け継がれている霊能術が数多く存在します。
彼らはさまざまな独自の力を使い、奇跡を起こし、人々の願いに応えてきました。
本項では、日本古来の古き霊能術、またその術師達についてご紹介します。


青森「イタコ」

イタコとは

青森の伝統的霊能者“イタコ”

「イタコ」とは、主に恐山を中心とする津軽地方で活躍している巫女のことを指します。その身を依代とし、神仙や死者、行方不明者の霊などを乗り移らせてその言葉を語ることが出来る、特殊な能力を持っていることで有名です。「イタコ」という呼び名の由来は、確認されている範囲では江戸時代中期にまで遡ります。津軽藩に仕えた平山家に残る「平山日記」の1772年の項目に「巫女」という単語があり、そこには「イタコ」という振り仮名が振られています。そして、ここで書かれている「巫女」は、“神降ろし、加持祈祷、占いを生業とし、霊を呼び出し、前兆の意味を知らせ、神託を授けた”とのことです。ここから、1700年代にはすでに津軽地方で「イタコ」という巫女が活動していたことが確認されています。

イタコになるには

イタコになるには少女の頃から厳しい修行を経る必要があります。イタコになることを決意した少女は、まず師匠のイタコにつきます。イタコも普段は青森県の自宅に居る場合が多いので、修行はその自宅に住みこみ、あるいは通いながら行われることとなります。師匠の身の回りの世話をしながら、イタコ特有の作法や数々の呪文を学んでいきます。全ての作法や呪文を間違えることなく暗唱できるようになると修行は終了となります。ここまでに大体2年から4年ほど掛かると言われています。その後、イタコとして独り立ちするための儀式が行われます。この儀式は約10日の断食をした後、師匠と弟子が向かい合って失神するまで呪文を唱え続けるという、たいへん過酷なものです。この過酷な儀式は“神憑(かみづけ)”と呼ばれ、この儀式を経て弟子に守護者が憑き、そして一人前のイタコとなります。

イタコの役割

現在の恐山イタコの果たす役割も、表向きは「平山日記」に記載されているイタコと変わりません。主に人智を越えた力で死んだ人の霊を降ろし、対話の場を設ける存在として知られています。ですが現在の恐山イタコは、占い師や霊能者が対面鑑定で用いる「コールドリーディング」という話術に似た手法を巧みに用い、相談者から情報を聞き出し、その情報を元に鑑定をする場合が多いようです。恐山イタコの霊降ろしは“一部当たっていたが、一部当たっていなかった”といった体験談が多く見られます。しかし、鑑定を受ける人達も、どちらかというと“精神的なわだかまり”を解消する目的が多いようで、鑑定があまり当たらなかったことにより「悪い印象を抱いた」という話はさほど見かけません。このことから、やはり現在の恐山イタコは、“霊能者”というよりも“心理カウンセラー”としての側面が強いようです。 沖縄のユタと同様、イタコにも、生まれ付き肉体的な不利を負う者が生活の糧を得るための“救済措置”の面がありました。そして、そういった者への補助制度が整えられた現代社会において、イタコの担う役割は薄れつつあります。また、上記のような厳しい修行を必要とするため、現在、自ら進んでイタコになろうとする者は決して多くはありません。

現代に残るイタコ達

現代における恐山イタコはもはや“心理カウンセラー”としての面が強く、またその技術は後継者問題などによって確実に失われつつあります。しかし、一部のイタコは活動の場を移し、その本来の霊能力を引き継ぎながら、現代社会でしっかりと活躍しています。そのひとつが「電話占い」であると言えるでしょう。かつて「平山日記」に書かれた能力、“神降ろし・加持祈祷・占い・霊の呼び出し・前兆の意味を知らせる・神託を授ける”という能力は、電話占いとの親和性が非常に高いものであると言えます。それゆえ本職のイタコは、恐山を捨て、電話占い会社の専属霊能者として活躍している者が多いのです。ここ「電話占い依代」にも“本来のイタコ”が多数在籍しています。彼らは“イタコ口寄せ”を使うことによって、あらゆる情報を的確に言い当て、本物の死者霊を降ろし、人智を越えた奇跡を起こします。本物のイタコ鑑定をお望みの方は、ぜひ「電話占い依代」の霊能者紹介リストをご一読の上、気軽にご相談下さい。

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